結婚相談所には大きく2通りの紹介方法があります。大手企業に多い「データマッチング型」と、中小企業に多い「仲介相談型」。
いずれも個人証明書や独身証明書などの提出が義務づけられているので、安心して婚活することができます。どちらが自分に合っているのかわからず悩んでいる人向けに、それぞれの特徴とメリット、デメリットをまとめました。
データマッチング型を取り入れている結婚相談所は、ほとんどが大手企業。知名度が高く利用者が多いため、たくさんの人と出会えるのが特徴です。
登録者が多い分、性格や職業、年齢、趣味など、さまざまなタイプのなかから、自分に合う人を探すことができます。データの精査に特化しているので、条件にこだわって婚活相手を選びたい人におすすめの方法といえます。
既に自分のタイプが決まっている人は、効率よく検索できるので理想の相手と出会えるチャンスが高まるでしょう。交際をお断りしたい場合、スタッフが間に入り事務的な対応をしてくれるのもデータマッチング型の特徴。婚活で起こりやすい感情的なトラブルを未然に防げます。
データマッチング型は、大手企業ならではのメリットがたくさんあります。利用者数の多さ、出会えるタイプの幅広さ、安心と信頼の実績など。
婚活意欲はあるのに、日常生活のなかで出会いが見つけられずにいる人は、ぜひデータマッチング型を利用してみてください。積極的に行動すれば、素敵な出会いが待っていますよ。
平均費用は仲介相談型の約半分です。婚活にかかる時間は人それぞれで予測がつかないので、月々の出費を抑えられるのは嬉しいですよね。
一番のデメリットは「サポートが薄い」という点でしょう。登録者数が多い分、一人ひとりへの手厚いサポートは用意されていません。なかには相談員がいるところもありますが、オプションで別途料金が発生することが多く、仲介相談型ほど手厚いサポートは期待できません。まさに「婚活者のやる気次第」なのが、データマッチング型なのです。
淡々としているスタッフにでも、積極的に相談やアドバイスを聞ける人なら問題ありませんが、シャイな人には向いていません。また、データをもとにマッチングするので、高いスペックを持っていないと、実際に会える確率は低くなります。
残念ながら「会うとわかる魅力」を伝えるチャンスは、少ないかもしれません。また、結婚相談所のなかではリーズナブルですが、安全性が高い分婚活サイトよりは費用がかかります。
入会から結婚に至るまで、トータルでサポートしてくれるのが仲介相談型の特徴。「どう婚活を進めたらいいのかわからない」と悩んでいる人におすすめです。
コンシェルジュ、アドバイザー、サポーターなど呼び名は様々ですが、登録者一人ひとりに業界のプロフェッショナルが担当としてつきます。丁寧なヒアリングを重ねながら、あなたの性格や求める条件に合った相手を紹介してくれるのです。
シャイな人や受け身な人でも、定期紹介サービスがあるので、必然的に異性と会う機会が増えます。また、業界のプロが質の高い出会いを提供してくれるので、真剣に結婚を考えている人に最適。データマッチング型に比べて結婚に繋がる確率が高いのも特徴です。
仲介相談型の総合的なメリットは「手厚いサポート」です。婚活の進め方から条件のヒアリング、性格の分析、お見合いのセッティング、交際後のデートに至るまで、全面サポートしてくれます。
「積極的に動けない」「どんな人が自分に合っているのかわからない」「焦りを感じていて、早く結婚したい」という人に最適な方法です。
感情的になったり、婚活がうまくいかず悩んだりしたときにも、フォローしてくれますよ。アドバイザーが自分に合った婚活相手をピックアップしてくれるので、データだけではわからない運命の人と出会えるのです。
仲介相談型はサポートが手厚い分、費用がかかってしまうのがデメリット。データマッチング型に比べ、会員数も少ないところも。下調べをせず、会員数が少ない結婚相談所に登録してしまうと、婚活成功はかなり難しくなるでしょう。デメリットを避けるためには、事前に会員数や料金を調べて判断することが大切です。